FC2ブログ

スポンサーサイト 

--, --. -- (--) --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

通勤電車。 

2010, 08. 29 (Sun) 16:11

ちょっと一息入れて今日は『妄想』を1話。
    ________

妻の佳奈が亡くなって3年が経とうとしていた。
ようやく淋しさから気を紛らわせる術を覚えた頃だ。

通勤電車がプラットホームに滑り込んで来た。
ヒロシは年齢に似合わない速さで階段を駆け上がりタイミングよく開いたドアに飛び乗った。

後ろからはまだぎゅうぎゅうと押して乗りこんで来る。
ヒロシの意思に反してドア横のバーにしがみついている女性に後ろから覆い被さるような体制になってしまった。

(…ぁ・・似ている・・。)

色白で小柄なその女性は佳奈によく似ていた。

電車が揺れる度、身体が密着する。
うつむいているうなじがうっすらと汗ばんでいる。
心なしか上気した頬をしている。


3年、SEXらしいSEXをしたことがないヒロシの分身が目を覚まし出した。

(ま、まずい。コラ…息子!おとなしくしろよ。)

(あー。カチカチだよ。変態だと思われるな…)


明らかに硬くなった息子がその女性の腰の辺りに当たっているはずだ。

ところが気のせいか、その女性はよけいにヒロシに身体を預けて来るのだ。
真面目なヒロシもさすがに我慢出来なくなり、薄いスカート越しにそっとお尻に掌をあててみた。

(以外に大きいヒップだ。…それに柔らかい…)

女性は嫌がる素振りもなく、ただうつむいている。
ヒロシは不自然な体制でスカートの奥に手を伸ばし、パンティーのある一点に指を這わせてみた。

(濡れている…!)

胸がドキドキした。

今度はパンティーの隙間から無理矢理指を入れてみた。
生暖かい感触と共にヌルヌルした粘液がまとわりついて来た。

電車の揺れに合わせてそっと指を動かすと、ビクンと微かに反応する。

目を閉じ何かに耐えているような横顔だ。

まもなく車内アナウンスがあり、ヒロシは慌てて手を引っ込めた。
いつものホームに雪崩のように吐き出された。

女性の姿は見えなくなっていた。



仕事の忙しさで今朝の出来事をすっかり忘れていたヒロシだったが、帰りのホームで偶然またあの女性に出会ってしまった。

(あっ、今朝の!まずい逃げようか?)

ヒロシが慌てて背をむけようとした時、その女性が駆け寄って来た。

『待って下さい!お話が…。』

『お乗りになるのでしょ?ご一緒しませんか?』

今朝のことを何となじられるか。

覚悟しながら車内のシートに並んで腰掛ける。

幸い遅い時間で乗客がまばらだ。
沈黙の後、ヒロシが先に話しはじめた。

『今朝は申し訳ありませんでした。』

『あなたがあまりに美しいので、聞き分けのない息子が反応してしまいまして。』

『クスッ。指も…聞き分けがないみたいですね?』

『すみません、つい…』

『あなたがスリスリ変なことするから…濡れてしまいました。』

ヒロシは驚き、まじまじと女性を見つめる。

(佳奈と同じことを言う。)

『?どうかなさいました??』

『そっくりなんです。死んだ家内と。』

『最初に見た時から思っていたんです。言い訳がましいですが、それであんなことをしてしまったんだと思うんです。』

『実は私、いつもあそこであんなふうにしているんです。』

『え…?』

『さっきも、待っていました。あなたがおみえになるのを。』

『恥ずかしい話ですが、私もずっと飢えています。』

『今朝のあなたの指を思い出して、あなたに優しくして貰いたくなりました。』

そう言ったあと、ハッと我に返るような表情をし、
つい大胆なことを言ってしまったと後悔したのか、駅に着きちょうど開いたドアからその女性は降りようとする。

『変な女だとお思いですよね。今の、忘れてくださ…』

とっさにヒロシはホームに下りようとした女性の腕を取り、自分の方に引き寄せていた。



強く抱きしめ口吻をした。




周りの目は気にならなかった。




ランキングに参加しています。
ポチッとよろしくお願いします。
  ↓

にほんブログ村 恋愛ブログ 不倫・婚外恋愛(ノンアダルト)へ



関連記事

コメント

メグ

ケンメリさん。

メグの妄想って・・・現実的じゃないこともあるでしょ?
実際、電車でこんなことしたらチカンで『お縄』になっちゃいますもんねー。

ノンフィクション。エロがなく少し単調だったので今日は妄想をはさみました。

2010/08/29 (Sun) 22:25 | メグ | 編集 | 返信

メグ

残り香。

ペロ先生。
しまった!その発想がなかったー。
さすが…。
先生なら指洗わずにしばらくクラクラしてらしたのかな。
( ̄ー ̄)ニヤリッ

2010/08/29 (Sun) 22:20 | メグ | 編集 | 返信

メグ

ヒトヅマ。

hiroさま。
いやらしい人妻。
います。ここに!(笑)

案外ご近所かもしれませんよ。

2010/08/29 (Sun) 22:17 | メグ | 編集 | 返信

ペロ

エッチだね

ヒロシは、仕事に追われながらも一日その指の淡い残り香に、朝のあの瞬間を回想していた。

2010/08/29 (Sun) 18:28 | ペロ | 編集 | 返信

ケンメリ

女性の妄想だからいいんですよね…

メグさんの妄想だからすんなり読めました。


でも、やっぱり自分の座標軸をしっかり持って居るメグさんのノンフィクションが私は好きなんですねぇ♪



2010/08/29 (Sun) 18:16 | ケンメリ | 編集 | 返信

hiro

人妻っていいなあ

日曜日の昼下がり、
こんないやらしいことを考えてる人妻がいらっしゃるんですねえ。

2010/08/29 (Sun) 17:25 | hiro | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。