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2010_08
25
(Wed)01:52

直己②…酔う

結局、直己に言われるままついて行ったメグだが、歩いているうちに酔いがまわって来た。

さっきの店ですすめられたカクテルが口当たりのいいもので量も少なく大丈夫だと思い、おかわりをしてしまったのがいけなかったのだ。

あとでわかったのだがそのオレンジジュースのようなカクテルは別名<レディーキラー>と呼ばれるアルコール度数の高い<スクリュードライバー>だった。

いつの間にか直己が、足元のふらつくメグの腰を抱くような格好になっている。

『あ、いい!やめて…自分で歩けるから……』

そういって直己を振り払おうとするが力が入らない。

『メグ、大丈夫?ほらすぐそこだから。』

いつのまにか馴れ馴れしく『メグ』と呼び捨てにしている。
喫茶店の店内は薄暗く、紫煙が立ちこめていた。

そう広くない店の壁伝いにぐるりと革張りのソファーが繋がっていて、中央に丸いカウンターがあり、その中にバーテンダーがいる。

変わったつくりの店だが、ここもお酒を出す店のようだ。

空いている場所に二人で並んで座ったが、メグは朦朧とする頭の中でも時間が気になってしかたない。
社会人になっても親が心配するので夜の9時より遅く帰ったことがないのだ。

(もう10時半、今からすぐ帰っても電車の本数が少ないから家には11時半になる。)

『ごめん。本当にもう遅いから帰る…』

『だめ、送って行くからあと30分!』

直己も少し酔っている。

店内の暗さに目が慣れると正面に座っているカップルが人目もはばからず濃厚なキスをしていた。

『ほら、あそこも…』

直己が視線を向けた先では別のカップルの男が大胆にも女のブラウスの下から手を入れ胸を揉んでいる。

音楽に遮られているが、微かに喘ぎ声が聞こえる。
勝手に聞こえて来るいやらしい声や光景に身体が火照って頭がクラクラする。

今飲んだ白い液体もお酒だったのかもしれない。
メグの意識がまた朦朧として来る。

酔って直己にもたれかかっていると、メグの唇に柔らかくて暖かいものが触れた。

薄く目を開けると直己がメグの唇を奪っていた。

(もう・・どうでもいいや・・・眠い・・・・・)

『メグ、もうここを出よう…』



次に直己がメグを連れて向かった先は……


つづく

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C.O.M.M.E.N.T

えええぇぇぇっ!

hiroさん!
>虹の街で引っかけた女は、セックスできる確立が高い

そうなんですかーーーー!?
知らなかった・・・じゃあ直己も…

2010/08/25 (Wed) 10:16 | メグ #- | URL | 編集 | 返信

ミナミの女

私の若い頃、
虹の街で引っかけた女は、
セックスできる確率が高いと言われていました。
確かに、梅田の阪急三番街よりは断然高かったです。

そうですね、メグさんとはニアミスしてますね。
きっと!!

2010/08/25 (Wed) 10:08 | hiro #2BdQTLN2 | URL | 編集 | 返信

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